『「土佐礼子」マラソンランナー』
今日は女子マラソン「土佐礼子」選手のトークショーを聴いてきました。
皆さん、「土佐礼子」選手をご存じですか?
昨年の東京国際女子マラソンでは高橋尚子選手に競り勝って優勝、今年の世界陸上大阪大会では銅メダルです。そして、来年の北京五輪への出場が内定しています。
実業団の三井住友海上(株)陸上部に中距離選手として入部したものの、高校生にも負けるレベルで、たまたま長距離選手の練習相手としてボルドー合宿に参加したところ、たった1箇月でマラソン選手として急成長したそうです。
http://number.goo.ne.jp/others/608/20040812-f1-2.html
彼女には「高橋尚子」選手のような華やかさはないのですが、愚直に地道にコツコツ練習を積み重ねていく性格がありました。その結果、マラソン出場10試合で全て5位以内という成績なのです。ちなみに5位はアテネ五輪です。
トークショーの内容の一部をご紹介します。
1.サングラスについて「いつも自分の世界に入るためにかけています。最近はスポンサーからサングラスを貰うのですが、東京国際女子マラソンのときは自分で購入したものだったので、雨で見にくかったけど捨てられなかったんです。それで、ちょっとコースを外れてしまいました。」
2.シューズについて
「いつもアシックスから支給されるものをそのまま履いています。レース前に4〜5回履いて自分のものにします。ウェアも支給されるものを着ていますが、もうちょっと可愛いものだと嬉しいんだけど・・・。」
3.レース前に食べる物は?
「もち米です。海外のレースの時にも持っていきます。」
4.好きな食べ物は?
「ベーグルです。海外での練習のときも毎日1個食べられるように持っていきます。これが楽しみなのです。」
5.故障のスペシャリストと言われるが?
「よく疲労骨折するんです。その時は故障用のトレーニングをやるだけです。でも走れないのはつらいですね。」
彼女の体はとても細いです。「北京五輪、頑張ってください!」と言って握手もしましたが、手や腕もとても細いです。
色紙にサインとなぜかツーショットで写真も撮ってもらいました。
本当に真面目で性格はとても素直です。当たり前のことを当たり前に、しかも、人よりも多くこなすのです。
こういう選手こそ、五輪で金メダルを取って欲しいです。