『仕事は味方』

仕事は味方

仕事は味方

著者の浜口隆則さんは、「起業」専門のコンサルタントですが、40歳前後とまだ若いのですがすでに数千社の起業支援の実績があります。この膨大な経験から、経営論、仕事論、そして、人生論まで熱く語るのです。以前、彼のセミナーを受けたことがありましたが、外見はテニス焼けした遊び人なのですが、語り始めると熱いエネルギーがほとばしるのです。

前作に『戦わない経営』があります。この本はご存じですか?

戦わない経営

戦わない経営

『戦わない経営』は経営者向けですが、本書『仕事は味方』は仕事を持つすべての人を意識して書かれています。いずれも人生論ともいえる奥深いメッセージが楽しいイラストとともに刷り込まれています。装丁も前作とほぼ同じで色が「赤」から「緑」に変わっているだけなので2冊並べるととてもわくわくした気持ちになります。

本の内容構成は「幸せについて」「人生について」「自分らしさについて」「仕事について」の4つですが、最後の「仕事について」が半分以上を占めています。

「仕事はダイヤモンド(人という原石を磨く)」「仕事とは喜ばれること」「仕事は自分を映す最高の鏡」「月曜日は楽しみって生き方」などのメッセージが心に浸みました。

前作と同様、心が癒されつつも、前向きなエネルギーが自然と湧き上がってくる不思議な本です。

アマゾンではまだ発売していませんが、東京駅近くの某本屋さんにはすでに置いてありました。
感想を書いてハガキを送ると全員にもれなく『仕事は味方』ポストカード(10枚組)が3セットまで貰えます。「感謝」の気持ちだそうです。

P.S.
前作の『戦わない経営』は、最初は会社設立10周年?記念本としてお世話になった方々に感謝の気持ちを込めて配布していたのが、評判が結構よいので出版したらベストセラーになったとのことです。表紙に赤色のリボンが印刷されていますが、最初の配布の際には本物のリボンが掛けられていたのです。私はその実物を特別にもらいました。